ストレートティーはちょっと渋みを感じて苦手!!という方は、ぜひミルクティーで紅茶を楽しむのはいかがでしょうか。
紅茶に牛乳を入れることによって、よりまろやかでコクのあるミルクティーが出来上がります。
現在は、ペットボトルでもミルクティーを楽しむことができるようになりました。
ミルクティーはいくつか淹れ方がありますが、今回は手鍋を使い液量の20%以上牛乳が入っているロイヤルミルクティーをご紹介します。
特に寒い時期は、体に染み渡るこのロイヤルミルクティーが大活躍し、より素敵な紅茶生活を送ることができると思います。
・ミルクティーが大好きで、自分で淹れてみたい方
・基本のストレートティー以外の淹れ方で、ティータイムのバリエーションを増やしたい方
【準備するもの】
◎熱湯:茶葉が浸かるくらいの熱湯(あらかじめ茶葉を熱湯に浸しておくのに使います) + ポットとカップをあらかじめ温めるための熱湯
◎水
◎牛乳
◎茶葉
◎手鍋
◎小さな容器(あらかじめ茶葉を熱湯に浸しておくのに使います)
◎やかん/電気ケトル
◎メジャースプーン/ティースプーン
◎計量器(事前に茶葉を量っておきましょう)
◎砂時計/キッチンタイマー
◎茶こし
◎ティーポット(ティータイム用)
◎ティーカップ
【分量】
◎熱湯:茶葉が浸かるくらいの熱湯(あらかじめ茶葉を熱湯に浸しておくのに使います) + ポットとカップをあらかじめ温めるための熱湯
◎水:1杯分80~90cc
◎牛乳:1杯分80~90cc
◎茶葉:1杯分:大きい茶葉はティースプーン大盛り1杯約4g、細かい茶葉は中盛り1杯約3g
◎グラニュー糖:最後にお好みで入れてください
【例:2杯分淹れたい場合】水:160~180cc、牛乳:160~180cc、茶葉:大きい茶葉はティースプーン大盛り1杯約8g、細かい茶葉は中盛り1杯約6gとなります。
【ロイヤルミルクティーにおすすめの茶葉】
◎アッサム、ケニア、ウバ、ディンブラ、ルフナ
【ロイヤルミルクティーの淹れ方】
①茶葉を熱湯に浸しておく
②手鍋に水と牛乳をあわせて加熱する
③手鍋に茶葉を入れる
④蓋をして蒸らす
⑤軽くかき混ぜる
⑥ポットに注ぐ
これから詳しく説明していきます。
①茶葉を熱湯に浸しておく
小さな容器を用意して、あらかじめ茶葉が浸るくらいまで熱湯を注いで葉を開かせます。
【茶葉を浸しておく理由】
水と牛乳と一緒に煮込めばいいと思われますが、茶葉は別に熱湯に浸しておきます。これは牛乳と一緒に煮込んでしまうと、牛乳に含まれるタンパク質が茶葉を包み込んでしまい、紅茶の旨味成分が抽出されにくくなってしまうからです。
②手鍋に水と牛乳をあわせて加熱する
手鍋に水と牛乳を入れて弱火~中火で加熱します。鍋の内側の周りにフツフツと小さな泡が見えてくるまで温めます。沸騰させてしまうとミルク臭がするので沸騰させないようにしてください。
③手鍋に茶葉を入れる
火を止めて手鍋に①で浸しておいた茶葉を入れ、蓋をします。
④蓋をして蒸らす
手鍋の中で約3分間かけて旨味成分を引き出します。
⑤軽くかき混ぜる
なじませるように軽く混ぜます。混ぜすぎると茶葉のエグみが出て紅茶の香りを損ねるので注意をしましょう。
⑥ポットに注ぐ
茶こしを使って、あらかじめ温めておいたポットに注ぎましょう。好みでグラニュー糖などの砂糖を加えると味にコクが増し、より美味しく感じられます。
【シーン別で楽しむことができるロイヤルミルクティー】
ロイヤルミルクティーのいいところは、シーン別で作り方を変えることができるところです。
暖かい日は、水と牛乳を5:5でさっぱりと、寒い日は牛乳多めにしてよりコクを出すように4:6とアレンジし、自分好みのロイヤルミルクティーを淹れてみましょう!!
◎暖かい日に飲みたいロイヤルミルクティー(割合 水5:牛乳5) 水:1杯分80~90cc、牛乳:1杯分80~90cc
◎寒い日に飲みたいロイヤルミルクティー(割合 水4:牛乳6) 水:1杯分60~70cc、牛乳:1杯分100~110cc
美味しく淹れるポイントのまとめです。
◎茶葉はあらかじめ別の容器に熱湯を注いで葉を開かせておく
◎水と牛乳を温めるとき沸騰させないようにする
◎鍋に蓋をしてしっかりと蒸らす
◎鍋のミルクティーを混ぜすぎない
【あとがき】
いかがでしたか。手鍋があれば簡単に作ることができるロイヤルミルクティーを紹介しました。ロイヤルミルクティーは、茶葉を変えたり、水と牛乳の割合を変えたりしても美味しくいただけます。色々と試してみると自分の好みの味がわかり面白いと思います。
ほっこりと体に染み渡る美味しいロイヤルミルクティーで、素敵なティータイムを過ごしてくださいね!!