突然ですが、日々頑張っている自分に、甘い飲み物を飲みたくなったりしたことはありませんか?
私はそんな時、紅茶に砂糖やハチミツを入れたり、香り高いフレーバーティーを飲んでティータイムを楽しんでいます。
今回、トワイニングのレディグレイというアールグレイにも似たベルガモットの香りが特徴の茶葉を使用したアイスロイヤルミルクティーを紹介したいと思います。
このアイスロイヤルミルクティーは、通常1杯分の茶葉2.5g~3gに対し、倍以上の7gを贅沢に使用しています。
また、トワイニングの歴史やレディグレイの茶葉についても触れていますので、それらを知ってから作るとさらに美味しくなるような気がします。
甘くて香り高い飲み物として、日々、様々なことに頑張っている自分にたまにはご褒美を!!という名目で、作ってみていただけると嬉しいです。
・日々の疲れを癒す甘い飲み物が飲みたい方
・トワイニングの紅茶について知りたい方
・トワイニングのレディグレイが好きで、アレンジティーに挑戦したい方
・基本のストレートティーやアイスティー以外の淹れ方で、ティータイムのバリエーションを増やしたい方
【トワイニング(Twinings)について】
【トワイニングの歴史】
トワイニングは1706年に、創業者であるトーマス・トワイニングがロンドンで「トムズ・コーヒーハウス」を開いたのが始まりです。当時コーヒーハウスといえば男性しか入れませんでしたが、いずれ紅茶のブームが来ると考えたトーマスは1717年にイギリス初となる紅茶専門店「ゴールデン・ライオン」を開きました。そしてこのお店は女性も入店できるようにすることで、多くの女性に喜ばれ瞬く間に人気店となっていきました。
その後、1784年に4代目リチャード・トワイニングが英国政府に働きかけ減税法を成立させ、紅茶の消費量が増えていきました。
1787年に「TWININGS」のロゴを掲げたお店をオープンし、1837年にはヴィクトリア女王より紅茶ではじめての英国王室御用達の称号を付与されます。
最高品質の茶葉のみを販売するという創業者の理念は、今でも頑なに貫かれており、極上の1杯への情熱とこだわりを守り続けて、創業から300年を経た今でも、イギリス国内はもちろん、世界の人々に愛されています。
【トワイニングのブレンダー】
トワイニングのブランド・クオリティを支えている柱の一つにブレンダーの存在があります。テイスティングできるまでに5年、一流になるまで10年と言われる厳しいトレーニングをくぐり抜けたブレンダーたちは紅茶業界のなかでもとくに優秀なことで知られています。
トワイニングのすべてのブレンドレシピに精通し、1日600杯以上の試飲を重ね、高い品質を維持しながら新しいブレンドを生み出しています。
また、世界35カ国それぞれ専門の産地を受け持ち、自分の足で年間1000以上の茶園を訪れ、茶葉の育つ気候・風土を肌身で理解し、茶葉の買い付けを行っております。
【ぜひ飲んでいただきたいトワイニングの紅茶】
トワイニングの紅茶を初めて飲む方におすすめしたいのが、「トワイニング THE BEST5(ザ・ベストファイブ)」です。
5種類の紅茶が各4つずつ計20パックのティーバッグとして入っています。スーパーマーケットで手に入りやすく、ストレートティーはもちろん、アイスティーやミルクティーとしても楽しめるので、今日はどの紅茶を飲もうかなぁ!!とその日の気分で選ぶことができるので日々のティータイムがより楽しくなっていきます。
◎プリンス オブ ウェールズ:1921年に皇太子・エドワード8世のために作られたパーソナルブレンドです。スモーキーな香りと穏やかな渋みが特徴で、和食との相性もとてもよいです。
◎ダージリン:世界三大銘茶のひとつであるインドのダージリン。「マスカットの香り」とたとえられる繊細な渋みは、一日の始まりに飲む紅茶として楽しめます。
◎アールグレイ:英国首相のグレイ伯爵に由来したブランド名である、ベルガモット(柑橘類)の爽やかな香りが特徴のアールグレイ。ストレートティー、ミルクティー、アイスティーすべての淹れ方におすすめの紅茶です。
◎レディグレイ:アールグレイをベースに、オレンジピールやレモンピールを加えたオリジナルブレンドティーです。優雅で華やかな味わいは、ティータイムをより豊かなひとときにしてくれます。
◎イングリッシュブレックファスト:イギリスでの朝の定番で、目覚めの一杯はもちろん、朝食のイングリッシュブレックファストに合うようブレンドされている紅茶です。ミルクティーにして飲むのがおすすめです。
【レディグレイ(Lady Grey)について】
アールグレイをベースに、オレンジピール、レモンピール、そしてブルーの色が印象的な矢車菊の花を加えたトワイニングのオリジナルブレンドのフレーバーティーです。
レディグレイの名はアールグレイの語源となったチャールズ・グレイ(第2代グレイ伯爵)の妻メアリー・エリザベス・グレイ(グレイ夫人)が由来となっています。
日本では2001年の発売以来、爽やかでフルーティーな味わいが人気となり、多くの方に支持されております。
今回アレンジティーとして使用していますが、この香りをそのまま活かしたストレートティーやアイスティーで飲むこともおすすめです。
自分で淹れて飲むのはもちろんのこと、大切なお客様にお出しする紅茶としても、とても上品な香りと味わいで、ティータイムがより豊かなひとときになるでしょう。
【材料】
~グラス1杯分~
※デュラレックスのグラス(250cc)を使用しております。
・トワイニングレディグレイの茶葉(1杯分7g)
・熱湯(1杯分50cc)
・牛乳(1杯分80cc)
・ガムシロップ(1杯分2個)
・氷(グラスの上まで入れます)
【作り方】
①茶葉に熱湯を注ぎ5分間蒸らします。そして濾して濃いめの紅茶をつくります。
②グラスに紅茶とガムシロップを入れてよく混ぜます。
③グラスに氷を上の方まで入れます。
④牛乳を氷に当てるように静かに上まで注いだら完成です。
⑤飲むときはしっかりと混ぜてお飲みください。
①このアイスロイヤルミルクティーは、砂糖の比重を利用して紅茶と牛乳を二層にしています。下の方の飲み物に甘みをつけるほど綺麗な二層のアイスティーに仕上がります。
(※このレシピは、下になるレディグレイの紅茶に甘みをつけています。)
②綺麗な二層に仕上げるため、牛乳は勢いよく注ぐのではなく、氷に当てるように静かに注いでください。
【あとがき】
いかがでしたか。トワイニングのレディグレイを使って素敵なアイスロイヤルミルクティーが出来上がりました。トワイニングの歴史やレディグレイの茶葉を知ってから作るとより格別なものになりますよね!!
アールグレイをベースにしたフルーティーで優雅な風味が、ミルクと合わさりまろやかな味になってとても美味しくいただけます。
この日は贅沢に茶葉を使って、日々頑張っている自分に甘いご褒美を!!
ぜひ作って飲んでみてくださいね!!